CX-8自体、元々ある程度足回りが硬く剛性感のある走りですが、オンロード主体での走行のみを前提としたときに物足りなさを感じ購入しました。
ストラットタワーバーとスポーツダンパーの同時装着のため相乗効果もあると思いますが、スポーツ＝硬いではなく上質な走りになったと感じています。
25Sかつ2WDのCX-8の中で軽量な組み合わせに対しては、軽快でシャープなステアリングフィールに変わりレーンチェンジや交差点での右左折も非常にやりやすく楽しくなりました。

ダンパー交換前で不快に感じていた振動は低減されましたがある程度残っています。
ただし収束の早さによりその振動たちがもつ不快→不安感という印象をダイレクト→安心感という風に変えてくれたため運転自体も遥かにしやすくなりました。
高速道路では上述した内容が特に顕著で、背高のSUVの印象と相反するスポーティな走行が楽しめました。ジャンクションのカーブでもロールが少なくスムーズに走行できました。長距離走行の運転も快適で楽になるのではと思っています。

フロントスポイラーは未塗装のバンパーの上から装着の為、色の相性が気になってはいましたが、ブラックトーンエディションでの要所要所のグロスブラックのアクセントと相性が良かったため概ね問題ないと感じています。形状は主張しすぎずカッコよく満足です。
オンロード走行におけるSUVのネガティブ面をどう解消できるかというわがままな思いを持ちつつ期待を込めて購入しましたがトータルで満足しています。
車両が本来持っている剛性感を活かし、スポーティな方向性にしたい事が明確であれば非常に有効なアイテムと感じました。

●愛知県 GDSB13さん (CX-8/KG)