角の和らいだ乗り味になったように感じる。

●装着パーツ:モーションコントロールビーム

これまでボディ剛性強化および乗り心地改善のためのパーツ装着・交換のみ行ってきました。

パーツ変更のたびに確かな効果を実感してきましたが、i-DMで(裏コマンドによって)5thステージでアベレージ4.8に星印もらってからは、さらに細かい操作感や乗り心地の改善を果たしたく、今回はたまたまモーションコントロールビームなるパーツを発見し(笑)、試さざるを得ませんでした^^;

すでに装着されているパーツは、ストラットタワーバー、フロアクロスバー、ロアアームバー、センターフロアバー、スポーツスタビライザーです。

また、ノーマルでは16インチホイールですが、上記の補強によって突き上げ感が強くもなりましたので、特にパッセンジャーの乗り心地改善のためにとあえて15インチにダウンし、タイヤはLe Mans5の195/65/15としました。これは単純なインチダウンからするとワンサイズ幅広です。もちろん車検にも通りましたし、乗り心地と操縦安定性の両立には満足しています。

で、上記の仕様となっても、どうしてもコーナリング時のハンドリング、特に切り返し時の意図しない揺り戻しが気になります。
これはガソリンモデル(GVC搭載車ならなおさら)ではほぼ感じることのない特性ですので、おそらくディーゼルエンジンが100kg重いことによる影響でしょう。

モーションコントロールビームは前後バンパー裏付近に装着する剛性アップ並びに微振動抑制を目的としたパーツですが、地味というか、劇的な効力を発揮する類いのパーツではないと思います。
ですが、確実に車体の挙動に変化は生じます。i-DMのスコアにも装着前後で変化が出てますし。
具体的にはコーナリング時のステアリングがしっかりしたような、確かに剛性感がアップした感覚があります。また、直進時であっても微振動がわずかでも抑制されているようで、少しだけ車格が上がったような角の和らいだ乗り味になったように感じます。
このような乗り味(乗り心地)の変化は運転者のみならず同乗者でも感じるようです。どのような目的を持ったパーツかを説明せず、連れ合いを助手席に乗せて私が何か述べる前に感想を聞きましたが、ほぼ私の第一印象と一致した感想でした。

デミオのようなショートホイールベースでオーバーハングの短い車体であっても効果を実感しますので、CX-5などのより大型車種ではもっと明確に感じるかも知れませんね。
モーションコントロールビーム単体でどの程度の効果が実感できるのかは不明ですが、ダンパーがちゃんと仕事しやすいようにという意味では、ストラットタワーバーやフロアクロスバーあたりと併用した方がより効果的か思います。特にフロントヘビーであるディーゼルモデルでは。

上記のように結構な数のボディ補強パーツを装着しても、ぱっと見で気がつくのは後部座席のセンターフロアバーだけです。実効性能はもちろんですが、こういう奥ゆかしさも気に入っています(笑)

●宮崎県 ぴよいちごうさん (デミオ/DJ ディーゼル1.5L)