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Exhaust Manifold

排気流速を高める完全等長レイアウト。

エンジンの仕事について確認しておこう。基本は、ガソリンが持っていた化学的エネルギーを熱エネルギーに変える工程と、そのエネルギーを機械的に取り出す作業。動力性能という面では、前段のプロセスが重要なのは言うまでもない。そして、それをつかさどるのが、一連の空気の流れである。だから、空気の入口と出口の設計では、流体力学が必要なのだ。で、本論だが、そういう意味では、実は、出口の方が設計は難しい。圧力も温度も高いし、当然だが流速も速い。だから、どうしても抵抗がかかる。その上、爆発タイミングによる脈動という難物もある。特にエンジンの直後に位置するエグゾーストマニホールドでは、これらの課題が集中して襲うのだ。だから、その効果的なチューニングが問われるという次第である。

私たちの基本設計は、中低速からのトルクアップを狙った4-2-1(RX-8用は3-1)レイアウト。集合部分までの寸法を量産より長くすると共に、合流部の角度を狭めて高回転時に発生するブローダウン現象(排気逆流)を防止している。また、1本への集合部には放射形状を採用し、排気流速を高めた。結果、低中速〜ピーク時に至るトルク(パワー)の向上を実現している。マシニングセンターによる総削り出しフランジ、バックシールド製法TIG(タングステンイナートガス)溶接など職人技を駆使したSUS304ステンレスのルックスも、高いクォリティを感じさせる。


<製品特徴>

製品特徴1
排気流速を高める完全等長レイアウト


製品特徴2
合流部の角度を狭めて高回転時に発生するブローダウン現象(排気逆流)を防止。上図の1、2の排気ガスが合流するポイント。

製品特徴3
フランジとEXパイプの接合部は、マイクロリューターによる段付き修正が施されている。(画像は、エンジン取付部から撮影)


製品特徴4
SUS304 オールステンレスの総削り出しフランジ


製品特徴5
職人によるバックシールド製法TIG(タングステンイナートガス)溶接部

製品特徴6
ノーマルが、触媒一体式車用は、高効率メタルキャタライザーを標準装備。
・ロードスター(NC系/NB6・8-3000001〜)に採用。

<車種別詳細>
※画像をクリックすると拡大画像が立ち上がります。




<車種別適合表>

Front Pipe
RX-7(FD)用
ブースト特性を改善するφ54デュアルパイプ。

ターボチャージャーの特性に影響を及ぼす「フロントパイプ」。量産車のシングルパイプをФ54のデュアルパイプに変更することにより排気ガスの流路面積を拡大し排気効率を向上させている。結果、ブーストの立ち上がりを改善し低中速域からレブリミットまでパワー&トルク特性を改善。素材にはSUS304ステンレスを採用、マシニングセンターによる総削り出しフランジやハンドメイドによるTIG溶接など機能美をも追求している。