ラフロードの走破性、ストリートでの操縦性。
行き先を選ばない、頼れる存在。
どんなシーンでも、走りは愉しめる。舗装路だけがドライビングの舞台ではない。そもそも “CX” とは、クロスオーバーとスポーツの融合を意味するもの。エレガントで上質なデザインを持ち合わせたマツダ車だからこそ、その名に相応しいオフロード性能とスポーツ性能を両立させたい。無論、量産仕様にも、その資質は備わっている。だが、走りにこだわるドライバーにとっては、まだ引き出されていないポテンシャルがあるはずだ。その可能性を解き放つべく誕生したのが、この未舗装路対応サスペンションキットである。
狙いは、ラリーやクロスカントリーのような極限領域の性能ではなく、キャンプ場までの砂利道や、荒れたワインディングを気負うことなく走り切れる“余裕”の獲得。広大なフィールドを味方につけた、アクティブクロススポーツという提案である。
基本理念は、私たちがベストな乗り味を追求した「ストリートスポーツサス・キット」。快適性を損なうことなく、走りを追求する思想だ。そのスポーティなハンドリングをベースに、ラフロードへの適応力をプラスし、刻々と変化する路面環境にも感性にシンクロする操縦性を目指した。
具体的には、微低速領域からの減衰力の立ち上がりに秀でた量産形状ツインチューブダンパーと、車高を約25mmアップさせた専用スプリングの組み合わせにより、悪路走破性と運動性能をバランス。さらにリアには減衰力調整機構を装備し、積載重量の変化にも柔軟に対応する。また、車高アップによって生じるサスペンションアーム角の変化を補正する専用スタビライザーリンクを標準装備し、ダンパーとスプリングの一体設計のメリットを存分に活かしている。
第一弾としてCX-5(KF)用を設定し、ラインアップを拡張予定だ。オンもオフも意のままに。舗装の切れ目の先へ、あなたの冒険心を解き放ってほしい。
<製品特徴>

高精度ツインチューブダンパー
外的損傷にも強い、高精度ツインチューブを採用。姿勢変化を抑制するため、減衰力を量産比で伸側110%とした。これにバネ定数強化も加味し、突き上げの原因となる圧側を90%に低減。総減衰力は維持することで、乗り味のバランスを保っている。
※数値は設計上の考え方を示すもので、実測値とは異なります。

【フロント】減衰力固定式
軸重が重く、重量変化も少ないフロントは、減衰力固定式を採用。ピストン構造がシンプルゆえ、0.05m/sec以下の微低速域から減衰力を急激に立ち上げ、ステアリング操作に対して俊敏な応答性を確保する。

【リア】減衰力調整式
軸重の変化が大きいリアは、減衰力調整式を採用。数百キロにも及ぶ車重変化に応じて最適な減衰比を選択でき、様々な環境に対応する。
(ストリート/1名乗車 における推奨値は、8段目。)

専用スプリング
量産アッパーマウントに対応する荒巻きスプリングは、悪路走破性とスタビリティを両立した設計。乗車・積載時の重量変化も想定し、車高は+25mm。それに伴うロール増加の抑制として、バネ定数を量産比110%とした。
※数値は設計上の考え方を示すもので、実測値とは異なります。
【減衰力調整による変化のイメージ】
図は減衰力調整による変位量の差を波形で概念的に示したもの。
入力に対する収束速度や揺れの残り方の違いを視覚的化している。
減衰比が高いほど揺れの収束は早く、乗り味は引き締まる。低いほど動きはしなやかで、乗り心地の印象も変化する。
【減衰力の比較と調整範囲】
量産品と本キットの減衰力特性を比較するとともに、リアに備えた14段の調整範囲を線グラフで図示した。
積載や乗車人数によって大きく変化する軸重、路面条件に応じて減衰力を調整可能。
様々なシーンで、あなたにとってのベストを探求して欲しい。
【高限界域のオフロードテスト】
フラットダートや荒れた舗装路に加え、入力の大きい路面でのテストを実施。
想定を超える環境を高限界域で走行し、サスペンションのキャパシティや限界を超えた際の挙動変化を検証する。
日常域では見えにくい“余裕”を見極め、セッティングに反映している。
<商品適合表>
■Active Xross SUS.Kit 量産形状ツインチューブダンパー 【フロント】減衰力固定式/【リア】減衰力調整式 + 量産形状スプリング 専用スタビライザーリンク ※1
| 車名 | 適合車種 | 部品番号 | 税込価格 (税抜価格) | バネ定数 (単位N/mm) | 車高 ※2 | コード | 参考作業 時間 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| CX-5 | KF2P 4WD 360°ビューモニター装着車 ※3 ※4 | KFA1 V5 710 | ¥206,800 (¥188,000) | F:37.6 R:47.5 | +25mm | D | 3.9h |
※1 製品にアッパーマウントは含まれておりません。純正アッパーマウントをそのまま活用します。
※2 車両の装備重量や個体差などにより、車高のアップ量が異なる場合があります。
※3 360°ビュー・モニターカメラのエーミング調整が必要になる場合があります。
※4 KF系-300001~に装着する場合、純正マウンティングラバー(TK52-28-380C)×2が別途必要。





