マツダ車に幅広く対応!スポーツラジエーターキャップ。
先日新発売となった、「スポーツラジエーターキャップ」。
多くのマツダ車に適合し、簡単に装着できることからまず手にしたい冷却系パーツです。
手軽な一方で「なぜ効くのか」を理解しておくことも重要。
そこで今回は、その構造と役割を改めて整理してご説明いたします。
そもそもラジエーターキャップとは、冷却水路を密閉し加圧することで、冷却水の沸点を上昇させる圧力調整弁です。
内部に「圧力弁」と「負圧弁」を備え、加熱で膨張した冷却水を設定圧に達した際リザーバータンクへ逃がし、冷却時は負圧弁が開いてタンクから回収。
沸騰を抑えて蒸気膜の発生を防ぎ、熱交換を安定させます。
また、性能指標のひとつ“開弁圧”とは、この圧力弁が開き始める圧力値のこと。
値が高いほど、内部バルブスプリングのばね力が高く、内圧を高く保てるため沸点が上がり、高負荷時のマージンが増えます。
一方で高圧化はホースやシールの負担となるため、経年車への取り付けはご注意ください。
当製品は、開弁圧が量産品108kpa(1.1kgf/cm²)のところ、127kpa(1.3kgf/cm²)に高めた仕様。水の場合理論上は、おおよそ沸点が121℃ → 124℃に上昇します。
加えてシール部には、量産品に用いられるものと比較して高い耐熱性を誇るシリコンゴムを採用。高負荷に配慮した設計としました。
取付方法は、AutoExe Storeにてご紹介しておりますのでぜひ、参考にしてください。
光沢ある本体とAutoExeロゴでエンジンルームのアクセントにもいかがでしょうか!
【スポーツラジエーターキャップ】
【部品番号】NDA1 V5 390
【税込価格】 ¥3,300
【仕様】作動弁圧 127kpa(1.3kg/cm²) / シール部 耐熱シリコンゴム
【適合車種】ロードスター / MAZDA3 / CXシリーズなど。詳しくは、製品ページをご確認ください。
Posted by K.Nishioka