実は、SKY-D用インテークパーツ開発を・・・

| コメント(6) | トラックバック(0)

"スポーツインダクションボックスやラムエアーインテークシステムの設定が無いのでしょうか?"

 

特にSKYACTIV車ユーザーからチューニング相談や、スポーツフェア等で質問が寄せられています。

 

現状では純正交換エアフィルター・・・のみ。

更なる吸気効率アップやサウンドも欲しいところですよね。

 

mnc957x1.jpg実はSKY-D用スポーツインダクションボックスのテストしていたのでレポートをします。

 

試しに従来のインダクションの手法で色々とトライしてみました。

 

早速、試乗をディーゼルエンジンのサウンドは悪く無いのですが、開口面積が大きすぎるため街乗りをしている時に一番欲しい1,5002,000RPMのトルクが明らかに低下してNGです。

 

 

 

 

 

 

IMG_0851-4.jpgそこで作戦変更!フレッシュエアーダクトを外した純正エアークリーナーケース入口を仮想的にフレッシュエアーダクトの入口と同等に塞いでみたら、1,5002,000RPMのトルクがほぼ復活!

しかし、この開口部ではラジエター直後の高温の空気を取り込んでしまう。

 

 

 

 

 

IMG_0866-2.jpgそこでSKY-D用にワンオフでグレードアップ?!

フレッシュエアーダクトをFRPで試作して性能・フィーリングなどの変化が起きるか?!

 

純正エアークリーナーロアケース前面部からフレッシュエアーダクトを作ります。

 

 

 

 

IMG_0913-2.jpg試作エアーダクトをエアークリーナーロアケースにジョイントしてエンジンルームのチューニング感UP

早速試乗でフィーリングチェック。悪くは無い感じ??

しかし、良くも無いのかも・・・体感する程の差が無いような気が

ちょっと1400~1600RPMの立ち上がりが遅いような感じがします。

 

そんな時は純正に戻して試乗してみるに限る、やはり低回転域の立ち上がりが早い。

 

 

 

IMG_0919-2.jpg試しに吸入口を塞いでみるとノーマルのフィーリングに近づいてきました。

それならば加えて試作エアーダクトの吸入口サイズの変更を繰り返し走行データを収集。

 

 

車載データからは吸入口を狭くした試作エアーダクトでは、トルクは約4%UPの結果がでて期待が持てそう。

 

 

 

 

 

20140717214827407.jpg次のステップとしてはパワーチェックで純正との比較。

結果、残念ながら計測誤差範囲と言える微々たる差しか確認できませんでした。

(赤:純正エアーダクト 水色:試作ダクト)

 

 

 

 

 

 

現状では、性能、サウンドの変化が無く、見た目だけ赤いエアーダクト+エアークリーナーケースは製品化は出来ませんでした。

 

こっそりと改良してみます!?あまり期待せずに...苦笑

 

Posted by Y.Taira.

 

 

 

トラックバック(0)

トラックバックURL: https://www.autoexe.co.jp/members/weblog/mt/mt-tb.cgi/849

コメント(6)

興味深く読ませていただきましたが…
SKY-Dは手強いお相手のようですね(^^;

続きはイベントで聞かせて下さいね!

いつもありがとうございます。
中々、一筋縄では行かないです...
平店でTairaがお待ちしております(笑)

開発期待して待っていますので頑張ってください。
エクゾーストチャンバーキットやスポーツブレーキローター
の追加ラインナップも期待しております|-`)

ありがとうございます。
大きなものは中々こっそりとはいきませんが、頑張ってみます。(苦笑)

SKY-Gも期待してます

SKY-Dで結果が残せていれば、SKY-Gへも展開が期待できたのですが・・・
量産の出来が良いだけに中々手強いです。

コメントする

カテゴリ

月別 アーカイブ

ウェブページ

Powered by Movable Type 4.21-ja

このブログ記事について

このページは、autoexeが2014年7月17日 22:11に書いたブログ記事です。

ひとつ前のブログ記事は「昨日発刊号に掲載♪」です。

次のブログ記事は「イベントレポート:福島マツダ 平店」です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。