第67回ル・マン24時間レース
「am/pm AutoExe LMP99」エンジントラブルでリタイヤ 

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予選2日目は予選開始早々にエンジンルーム内でリークしたオイルに引火し、コース上でストップ。金曜日一日かけてそれを修復し、決勝レース前のウォームアップでは復調した走りを見せた。ところがレーススタート直前に燃料漏れが発見され、チームは急遽ピットガレージにマシンを戻し、応急処置を施した。このため、最後尾スタートとなったが、6周目には予選と同じ24位まで順位を上げ、その後のポジションアップが期待された。しかし、その後クラッチにトラブルが発生し、3時間に及ぶ修理の末、午後22:50に再びレースに復帰した。

その後は、3'54"〜4'00"前後の安定したタイムで快調にラップを重ねていった。そして、午前2:00、フランク・フレオンがドライブ中にエンジンがブロー。ピットに戻って確認したところ、修復不能と判断し、リタイヤ届けにサインすることとなった。


■寺田陽次郎コメント

    「初めてのエンジンとはいえブローするとは残念です。ル・マンは予想しないことが起きるもの、というのを痛感しました。また、私自身も93年にロータスで参加して以来のリタイヤなので、戸惑っています。特に、日本から多数応援にかけつけていただいたファンの皆さんやゲストの皆様に、心からお詫びをいいたいと思います。」

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