終わりないチューニングフィールドへ。
私たちAutoExeの「マツダ車個性化プロジェクト」。

私たちの「マツダ車個性化プロジェクト」。それはマツダ車のポテンシャルをもっと引き出し、走りにおいてもスタイルにおいても、きわだつスポーツ性を獲得すること。具体的には一般的なユーザーに必要な量産車のマージンを慎重に見極め、削りながら、その余力をスポーツ派のためのシェイプアップされた性能へと転換することです。創業以来継続し続けるこのプロジェクトに、昨年2つのトピックスが生まれました。
ひとつはロードスターのためのND-06Sの誕生です。製品の根本は日常の快適性を犠牲にしないストリートベストチューンとしながらも、ND-06Sについてはあえてその規制を解いたAutoExe初のハードチューン版。サーキット走行をも視野に入れ、高限界の性能を求める硬派なマニアの声に応えました。
もうひとつは、ファインチューニングリビルトエンジンの新設定。生産終了後も根強いファンに支えられている唯一無二のロータリーエンジンを熟練職人が精緻に組み上げ、量産同等以上の性能を復活させるものです。予想以上の反響を頂いたこれらのプロジェクトに引き続き、2021年もマツダとの連携を深めながら、さらなるフィールド拡大へ。加速し続ける私たちの“A New Driving Sensation”に、これからもご期待ください。

マツダ車を熟知ゆえのアドバンテージ。
トータルに造り込む「車種発想チューニング」。

AutoExeの製品開発は部品単体ではなく、企画当初からクルマ全体の完成度を見据えて造り込む車種発想のトータルチューニングです。例えばチューニングのコンセプトを「大人の知的スポーツ」と設定すれば、個々のスタイリングや機能パーツはその目的に破綻なく集約されるよう同一の視点や規格で設計されます。
複数のチューニングパーツメーカーの製品を組み合わせる場合、メーカーの違いによるアンバランスが起こらないように充分な情報収集や経験が求められますが、その心配や労力なしでハイレベルなトータルチューニングを実現できるのが車種発想の醍醐味。マツダ車に特化し、熟知しているゆえの強みです。初めからコンプリート仕様とするも良し、好きな箇所から段階的に装着して行くも良し。車種発想なら楽しみは尽きません。


AutoExe日常をスポーツの快感へ。
過渡特性を磨き上げた「感性チューニング」。

チューニングの到達点をどこに置くか。私たちの指標はサーキットで一発のベストラップを狙うような限定的、非日常的な性能ではなく、いつもの市街地、高速道路、ワインディングなどのストリート全般で、意思に即応する俊敏な走りを実現することにあります。
このストリートベストの鍵となるのが、独自の感性チューニング。クルマの様々な動きの過程で人はどう感じるのか、どこに快感を覚えるのか。理論的には定常(安定した変化のない状態)から次の定常に至るまでの変化の仕方や変化率、すなわち「過渡特性」にこだわり、スポーツ性を高度に追求した特性へと発展させています。
またスタイリングにおいても、量産車とはおもむきの異なるダイナミズムを表現。過度な自己主張や威嚇的な表現に陥ることなく、ストリートに映える感性豊かなフォルムを提案しています。