DJ用を進行中!クラブスポーツサス・キット。

狙いは“ソリッドな運転感覚の創出”。スポーツ車種に向け展開中のクラブスポーツサス・キット その仲間にMAZDA2/デミオ(DJ)を加わるべく開発進行中です。
コンパクトボディの素性の良さを生かした高限界ハンドリングマシンへと仕立て上げます。


低重心&高ロール剛性モデルといっても単純に、既存のストリートスポーツサス・キットをベースにバネ定数と減衰力を強化したものではありません。高限界域での走行性能が求められる本製品では、ロール剛性を200%以上強化します。そこで重視されるピストンスピードは、穏やかなロール感を得るための微低速域(0.05m/s以下)ではなく、それ以上の領域となります。

しなやかさが求められるストリートベスト仕様とは目的が異なり、それに最適化した構造を採用する必要があります。DJはサスペンションユニットがアームの一部となり車体を支えるストラット方式ですので、シリンダーとシェルケースで支持する高剛性の倒立式ダンパーを採用。加えて高いピストンスピード域でもリニアに反応し、放熱性の高いモノチューブ式としました。



まずサーキットで限界性能を確認し、その後ギャップや荒れた路面が点在するワインディングでアジャスト。2つのステージをカバーするテストを行うことで、ストリートにおいて私たちが考える高限界をカタチにします。
快適性を犠牲にしてでも、俊敏性や遊びの少なさといったハンドリングを優先するドライバーに向け只今、量産体制へ移行中です。お楽しみにお待ちください!

Posted by K.Nishioka