一部のパーツが適合未確認であった、新型CX-5（KF系-300001～）の確認作業が完了しました。結果は、ガソリン2.5Lターボ車の一部を除き、既存品が装着OKです。その詳細をお伝えします。

＜走りの要、サスペンション＞

新型車は、ダンパー減衰力やバネ定数などに小変更があり各部がブラッシュアップされています。ですが、スポーティな乗り味を求めるユーザーには、腰高感とグラっとくるロール感は拭えません。

①ローダウンスプリング・・・装着OK

従来車と比べ、新型はスプリングが若干硬めにセットされており、一部グレードでは、ローダウンスプリングの方が僅かにバネ定数が低くなるケースもあります。ですが、テストの結果、ロールの味と車高、バンプタッチ時の繋がりも良好。不快な突き上げ感を伴わずにSUVでもキビキビとした安定感ある走りを実現します。またガソリンターボは、ディーゼル車と車重がほとんど変わらないためディーゼル用と共通品番としました。

②ストリートスポーツサス・キット＆スポーツダンパー・・・装着OK

従来型と基本設計、車重に変更が無いため、そのまま装着可能です。ワインディングなど、ダンパーが動き始める瞬間（微低速域）から、ロールスピードをコントロール。ストリートベストな「乗り味」を追求した仕様です。

※純正リアアッパーマウントの別途交換が必要です。ご注意ください。

③ボディ補強・・・装着OK

ボディの要所を面で固め、カッチリとしたボディ剛性を確保する本格補強パーツのタワーブレースセットとメンバーブレースセット。ガソリンターボ車も補機類やマフラーとの干渉もなく装着できます。

④吸排気・・・ディーゼル＆ガソリンNAは装着OK

ガソリンターボ車は、下記3点を新規開発します。

■スポーツマフラー　専用レイアウトで新規設計。保安基準を満たすための加速騒音試験を受験～合格する必要があります。

■インテークサクションキット　ホース本体が新形状のため、新規設計します。

■ラムエアインテークシステム　基本形状はディーゼル車と同一ですが、空燃比（空気と燃料の割合）が異なるため、専用セッティングを施します。

来年以降、順次発売を予定しております。ご期待ください！

⑤ブレーキ＆ユーティリティなど・・・ほとんどのパーツが装着OKです！

詳細の適合情報につきましては、こちらでご確認ください。

Posted by J.Inazumi